2023年度西東京青年会議所ロゴ西東京青年会議所

西東京青年会議所 2023年度スローガン

一意専心

第24代理事長 下平 翔吾

第24代理事長 下平 翔吾

JC歴

2015年 入会
2016年 副委員長
2017年 委員長
2018年 専務理事
2019年 監事
2020年 副理事長
2021年 副理事長
2022年 副理事長
2023年 理事長

理事長所信

はじめに

「我々は、この緑豊かな武蔵の地に今始まる新しいまちの青年として、積極的変化の創造を基軸とする、夢と活力ある住み良い自立都市の確立に向けて、指導力の開発を行い、社会的責任を担い、起業家精神を養い、多くの友と友情を深めながら雄飛することを目的としここに集結した。そして、その実現のため、今我々はここに(仮称)田無保谷青年会議所の創立を宣言する」

今から22年前、旧田無市及び旧保谷市の行政合併に先駆け、先輩諸兄姉のご尽力の賜物によって全国で774番目となる青年会議所がここ西東京市に誕生しました。

創立より脈々と歴史を築き上げて頂いた先輩諸兄姉の想いに深く感銘を受けると共に心より敬意を表します。また、日頃より青年会議所運動へのご理解ご協力を頂いている行政関係者及び地域の皆様には深く感謝を申し上げます。

2023年度も引き続き青年会議所運動の根幹である「明るい豊かな社会」の実現を目指すべく、地域社会に根差した運動を発信していく所存です。

わんぱく相撲がもたらすあらゆる可能性

西東京青年会議所が誇る青少年育成事業の一つとして「わんぱく相撲 西東京場所」が挙げられます。本事業は歴史が長く、行政や多くの市民に受け入れられており西東京市に於いて非常に大きな役割を担っております。

「わんぱく相撲」は1976年に社団法人東京青年会議所(現:公益社団法人東京青年会議所)が実施した「東京・23区の魅力度・第2回都民生活意識調査報告書」に基づき、遊び場の少ない東京の子供達にスポーツの機会をより多く与え、心身の鍛錬と健康の増進を目的として、身近に行えるスポーツである“相撲”をとりあげ、1977年に社団法人東京青年会議所が、23区全域に運動として展開したことに始まります。

西東京青年会議所では昨年、田無小学校において小学生のみを対象として開催しましたが、一昨年、一昨々年と新型コロナウイルス感染症拡大により2年間、開催を中止せざるを得なくなりました。

私自身、過去に本大会の実行委員長をさせて頂いた経験から市内各所より「今年のわんぱく相撲は開催しますか?」との問い合わせを多数頂き、いかに本大会が地域社会に浸透、そして必要とされているかを再認識させられました。

例年、実行委員長を始めとする会員達は西東京場所の開催を成功させるべく行政関係に掛け合い、市民に耳を傾け、試行錯誤を繰り返し、努力を決して惜しみません。その姿に感銘を受ける方々が多数いらっしゃるとのお声を聞きます。これは、参加者である子供達も同様であると感じます。本大会は子供達に相撲を通して「勇気・礼節・感謝」を学ぶ契機となる場であると共に大人達が汗水を垂らし、困難に立ち向かい、子供達の相撲への取り組み姿に熱狂し、感動する姿を目の当たりにする事が出来る場であるとも考えております。真剣に取り組む姿は大人や子供に関係なく、人を感動させます。この感動こそ人を成長させる源であり、青少年育成に必要不可欠であると強く信じ本年度も取り組んでまいります。

また、わんぱく相撲は、行政、地元企業、地域団体、商店会、先輩諸兄姉等からの多くのご協賛及び市内外から多数のボランティアの皆様のご協力のもとに成り立っている大会です。地域社会と協働で造り出していく過程の中、人との出会いを多く持つ本大会は会員拡大の側面を持ち合わせており、西東京青年会議所の効果的な広報事業でもあります。更に、近所や世代間での交流の希薄が課題とされている西東京市に於いて子供達及び保護者同士のコミュニケーションを図る場として活用してもらう事も重要であると考えます。

先輩諸兄姉より脈々と受け継いだ本大会を承継させるのも我々の責務であり、地域社会への貢献であると捉え、新入会員にも積極的に参画してもらい、西東京青年会議所にとって最大の情報発信及び会員拡大の可能性を持ち合わせた事業とする事を目標とします。

更には本年度、西東京青年会議所は第34回わんぱく相撲東京都大会を西東京市の地に於いて主管として開催いたします。本大会の西東京市での開催は15年振りとなり、現役会員全員が経験した事がありません。東京中のわんぱく力士が集うこの名誉ある大会を成功させる為には、行政、地域の皆様との相互理解及び互助関係を築く事が必須であり、我々が一致団結して、多くの交流を大切にし、真摯な姿勢で挑む姿を顕示していかなければなりません。この希少な機会を最大限に活かし、西東京青年会議所の存在価値の更なる向上、そして多くの経験と自信を兼ね備えた力強い組織を創り出す事に一意専心し、本大会の開催成功に向けて邁進いたします。

会員相互の結束に伴う意識の変化

青年会議所は地域の担い手となる志をもつ20歳から40歳までの青年の団体であります。年齢制限のある組織として、会員減少に伴う委員会及び会員への負担が昨今の組織運営の課題とされてきました。

しかしながら、昨年は前年度の基本方針である会員拡大に注力し組織の礎が強化されました。具体的には12名の入会があり、会員全体の1/2が新入会員として活動しております。以前とは変わり現役会員はもとより新入会員の大多数が市内出身者とは限らず、また、日頃の勤務形態も様々で多種多様な会員が在籍しております。

この多様性こそ青年会議所の魅力であり、強みでもあると私は強く感じます。今後も時代と共に会員の多様化が進んでいく事が見込まれる中、組織のあり方自体を見つめ直す事により、既存手法に囚われず、守るべきところは守り、変えるべきところは変えながら時代に即した組織運営を展開してまいります。

また、会員数の増加に伴い西東京青年会議所にもたらす前向きな変化を具現化する為には、会員相互の更なる結束力の強化が必要であると考えます。結束力は時として、偶発的に生まれることがありますが、共通目的をもって図られる結束力に勝るものはありません。

青年会議所運動は事業毎に背景・目的を掲げて事業展開され、共通目的が明確化されておりますが、本年度はこの共通目的を更に会員に周知徹底し共有する事で組織及び会員の方向性を一つにし、結束力の強化に努めてまいります。また、会員の協働意思の向上及び会員相互のコミュニケーションの更なる活発化も視野に入れて取り組んでまいります。

コミュニケーション不足を起因とする様々な問題が取り沙汰されている昨今、本年度の西東京青年会議所は、あらゆる機会において会員同士の交流の場を青年会議所の枠を飛び越えて創り出し、誰しもが分け隔てなく語り合える組織とする事を目標とします。

また、新入会員には様々な経験や学び、そして多くの人との出会いがある青年会議所を大いに活用してもらいたいと思います。私自身、入会当初は主体性を持つ事が出来ず、「なんでもいい」、「どちらでもいい」等、自分の判断を避け受動的な立場で活動しておりました。その様な状態を改善する契機は自身が委員長となり、自分の意見に自信と説得力を携える訓練を青年会議所でさせてもらった事でした。自身の経験も踏まえ、本年度は新人担当例会を催し新入会員自ら率先して事業構築し、自己成長に繋がる場として存分に活用してもらう事も目標とします。

そして、本年度、公益社団法人日本青年会議所が主催する第72回全国大会が32年振りに東京で開催されます。東京で開催される希少な機会を最大限に活かすべく、全会員で参加出来る様、会員一同一致団結し、全国大会を盛り上げて行く所存です。

西東京青年会議所の魅力の発信

西東京青年会議所の魅力とは何なのか?と考えた時、真っ先に思い浮かぶのは会員個人の光輝く個性であると感じます。会員の数だけ特徴があり、決して一人として同じ人はおりません。この魅力を更に高め、或いは地域社会に発信していく為には、会員自らが主体者意識を向上させ自己研鑽に励み、その修練の成果を例会や事業の場で存分に発揮する事が重要であると考えます。西東京青年会議所は、かねてより「三鷹青年会議所」、「一般社団法人武蔵野青年会議所」、「小金井市青年会議所」と合同で例会を行い、その魅力を西東京市以外にも発信する4LOM合同例会があります。本例会は「明るい豊かな社会」の実現の一端を担う西東京青年会議所の魅力を最大限に発揮する場として大いに活かすだけではなく、新たな出会いの場としての役割も果たしており、会員が他地域に対して視野を広げる良い機会ともなります。

結びに

私は、生まれも育ちも西東京市であります。このまちに育てられ、そして数多くの仲間に恵まれ幼少期から青年期を過ごしてまいりました。そして2015年、育てて頂いたこのまちに何かしらの恩返しをさせて頂きたく西東京青年会議所に入会しました。入会当初は右も左も分からず、ただぼんやりと会議や例会に参加していた事を記憶しております。転機が訪れたのは入会2年後に私自身が幼少期に選手として参加した事のある「わんぱく相撲西東京場所」の実行委員長を経験出来た事でした。参加する側からでは決して見る事の出来ない大会開催にあたっての様々な努力、苦労、感動を第一線で感じる事が出来、青年会議所活動の印象が一転しました。まちの為、人の為に運動発信をしている活動に魅力を感じ、以降あらゆる機会に於いて、常に主体者意識を心掛けるようになりました。結果、このまちに恩返しをしたいと入会した青年会議所にも成長させて頂き、今の自分があります。

本年度、理事長という大役を務めさせて頂くにあたり、歴史を築き上げてこられた先輩諸兄姉に心から敬意を表し、先ずは私自身が主体者となって運動発信をしていく事をお誓い申し上げ、理事長所信とさせて頂きます。

基本方針

1 会員相互の更なる結束力の強化と新入会員の積極的参画
2 わんぱく相撲を契機とした会員拡大(目標35名LOMの達成)
3 西東京青年会議所の魅力の発信

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